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金虎酒造・大吟醸ナイト

2017年6月13日 at 09:15

金虎酒造様での大吟醸ナイト、無事終了しました。

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挨拶される水野専務

二年連続金賞受賞、しかも蔵保管の大吟醸を垂直テイスティングしていただきながら、ペアリングしたお料理を楽しんでいただく、というスペシャルな企画でした。

・・・金賞受賞の大吟醸ですよ?
実力は折紙付きの、木村杜氏が醸しているんですよ?

今回はペアリングといっても、その酒単体で「圧倒的に美味しい」という大吟醸を、料理で相乗させる(さらに上げる)ことができるのか?という命題に取り組みました。

三重県いなべ市のフレンチ「ビストロ シェ・スギ」さんにもご協力いただき、熟考した結果、16品というフルコースのご提供となりました。

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ビストロ・シェスギの杉本シェフ(右)、ELLASの田中シェフ(左)

エレガントで品格のある味わい、そのほのかな甘みに寄り添うように、各所に果物を忍ばせました。
そして繊細な塩味で、旨味の余韻が残るよう気を配りました。
おかげさまでご好評いただきまして、一安心・・・というところです。

金虎酒造・大吟醸ナイト

高杉アトリエ・高杉さん施工のフードデザイン

大吟醸というのは、一番美味しくなくてはいけません。
ですから、その特別感を演出するため、音響含めた空間デザイン(全体的なフードデザイン)は高杉アトリエの高杉さんにお願いしました。

そして司会は、虎変立ち上げにも尽力された、タレントの丹羽智則さんが務めてくださいました。

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トークセッションで司会&垂直テイスティングをする丹羽智則さん

自画自賛ですが、とても良いチームでした。
スタッフ全員が「虎変 大吟醸」への想いを共有し、それぞれの分野で力を発揮することができたと思います。

トークセッションではお伝えできませんでしたが、ここまでの道のりはきっと言葉にならない程しんどかったはずです。
あの大吟醸に関与した微生物達は、今までに私達が出会ったどんな頑固な上司よりも話が通じなくて、どんなできない部下よりもいうことをきかなくて、かといって逃げ場もなく、ランチを食べる暇もない、といったブラック具合です。(えーと何の話だっけ?)

だからこれはファッションではない!
浮かれてキャピキャピと飲んではいかンのだよ諸君!(誰?)
と、本当は声高に、言いたかった。

しかし、そこは甘えを許さない木村杜氏。
『金賞を取ったから美味しいわけじゃないので、皆様に飲んで評価してもらえれば。』
と、終始優しく、爽やかな笑顔でした。

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ビンテージへの影響要件についても、サラリと語ってしまう木村杜氏。

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自らバーカウンターでサーブする木村杜氏

苦労したし、金賞もとれた。美味しいに決まっておるのぢゃっ!
俺の、俺の、俺の話を聞け!(©クレイジーケンバンド)
なんて微塵も思っていないところが、彼が業界から常に注目され、若手実力杜氏と言われる所以なのだと思います。

そして・・・
このイベントで特に素晴らしかったのは、ファンの方々の寛容さ。

水野専務が虎変というブランドを造り上げるまで、そこに木村杜氏が金賞という栄誉を与えるまで、ファンの方々は無条件に信頼し、熱心に見つめ、応援し、支えてこられたのだということが、しっかりと伝わってきました。

だからこそ、その変遷をたどる垂直テイスティングは感慨深い味わい。
それぞれが想いをめぐらせながら、共に味わい、その美味しさと、蔵への思いを語り合う幸福な時間。
金賞とは別に、金虎酒造とファンの方々が「虎変」に与えた無名の富は、もう誰にも奪えないのだ・・・と思いながら、美酒とそのストーリーに、心地よく酔える夜でした。

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金虎酒造様&スタッフ集合写真・まじめ版w

そんな価値ある「大吟醸 虎変」の演出に、微力ながら関わらせていただけたことを、とても光栄に思っています。
皆様に、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました!!