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いつも心に反抗を—未来ある若者たちへ

2021年4月29日 at 18:14

若者に伝えたいこと

最近未来ある若者達から、将来の相談をされることが増えました。
先行き不安な世の中なので、一見賢そうな(ヲイ)ワタクシに相談してしまうのでしょう。相談する相手を確実に間違えていると思いますが、この機会に私からお伝えしたいことを書いてみました。

 

 

ルールが常に正しいと思うな

先日、うちの子の学校に呼び出された時のことです。
何故呼び出されたのかはここでは触れませんが(ご想像にお任せしますw)、学校というところは相変わらずでした。おお神よ!なんと無駄な決まりの多いことか。
まず目に入った光景は、全員半袖なんですよ、まだ寒いのに。中学・高校共に4月以降体操服は半袖でなければならない、そうです。そう説明して下さった先生は、長袖長ズボン。
…なんで?(今ならまぁ、そういう事もあるよね、と思います・笑)
 

人間は本来、自由に考え、行動する権利を持っています。
だから寒かったり、日焼けしたくなければ長袖でもいい。モチベーションが格段に上がるなら別に大好きなジャージでもいいのです。
ただし、自由の度合いが大きいほどすべての人にとって良いか、といえばそれも正しくはないでしょう。
誰かが水着で野球したい、と言い出すかもしれないし、また別の誰かは十二単が最適解だと言い出すかもしれません。(やれるならやってみて欲しいような気もするけど・毒)

実際集団生活の中では、服従という態度をとらざるを得ない場合は多くあります。それによって保たれる秩序や安定も大切だからです。
しかし、子どもの頃からずっと親や教師などの「上の偉〜い人」に服従した経験しかなければ、大人になってからも誰かに服従する事しかできない人間になってしまいます。

無駄にルールの厳しい学校にいると、自由というのは「上の偉〜い人」が、いくつかの条件の範囲内で、シモジモの者に与えてくれるものだ、という感覚を植え付けられそうになりますが、そうではありません。
社会のルールは、各人の自由と自由が衝突した時に、弱い方の人が痛みを感じたり、我慢を強いられたりしないよう作られたものです。
ですから先にあるのは自由であって、ルールではないのです。

 

自由を使いこなす能力を磨こう

 

最適な自由の度合いは、その人が持っている「自由を使いこなす能力」に依存します。
旅慣れた人なら、旅先でいきなり『自由に一日過ごしてください。』と言われれば、喜んで現地の人から情報を集め、計画を立て、満足できる時間を過ごせるでしょう。
でも慣れてなければ、自分で内容を自由に決めるという自由度が少なくなってもいいから、失敗しない計画を誰かに決めて欲しい、と思うのではないでしょうか。
恐ろしいのは、「自由を使いこなす能力」がないと、能力以上の自由を与えられた時、そのストレスに疲れ、上の誰か偉い人に決めて欲しい、と投げ出してしまうことです。そうはならないために、自由という道具を使いこなす能力を、少しずつ自分自身で磨いていかなくてはいけません。

  

いつも心に反抗を 

自由を使いこなす能力を磨くには何が必要でしょうか?
それは、上の偉い人に服従するたびに、心の中でそれに反抗する気持ちを持っておくことです。
偉いとされる人に従順になるのではなく、心の中で反抗しながら「ここは服従しておこう」「今日はこの辺にしといたろ」という意識を持つことです。
そうした意識をもっておくと、上の偉い人の横暴さがエスカレートした時に「今まで服従してやってたけど、これ以上は従えないぜ」と自分の頭で判断することができます。

 

もちろん、この人なら服従しても構わない、むしろ服従させて欲しい!と思わせるリーダーも存在します。その時は気持ちよく服従しましょう。(ようこそどMワールドへ♡)
その時も、盲目に従うのではなく、何が自分を従わせるのか?自分が思う信頼できるリーダーの条件について、是非考えてみてください。
嘘をつかない、自分だけ良い境遇になろうとしない、次の世代に繋げる努力を怠らない、など色々あると思いますが、どんなリーダーなら自分が「服従してやってもいい」と思えるでしょうか。その基準を持っておくことが必要です。その基準があれば、自分自身がそのリーダー像に近づける可能性が高くなるからです。

 

当たり前じゃない時代がくる

コロナ禍が続き、社会のリーダーとして大事な事を決定してきた人たちが、非常事態に対応する能力を備えていないことが明らかになりました。批判するだけで、実際は何もしない大人や、本当はどうしていいかわからないのに、まるで知っているようなフリをする大人が世の中にいかに多いか、ということも。
ある日仕事が無くなることもあるし、勉強ができたからといって、将来必ず思っているような仕事につくことが保証されないことも分かりました。勉強ができたらお金持ちになれる訳ではないことも。お金があるからといって、どんな時でもマスクや消毒液が買えるわけではないことも、です。

 

 

最近崩れた世の中の当たり前は、上の偉い人が享受していた既得権益を剥がすかもしれません。しかし、逆に正解が分かりづらい、誰も決められない ― 大変な時代になる、ともいえます。
ですから今大事なことは、困難を乗り越えることのできる図太さと、しぶとさを身につけることではないでしょうか。

  

やりたいことやろーぜ

そのためには何より、好きな事をやりましょう。
努力は、好きには勝てないのです。好きなことのためなら、誰に頼まれなくても、勝手に、図太く、しぶとくなれるものです。まずは「したい勉強」をして、「したい技術」を身につけて、「したい職業」に就く。なければしたい職業を「つくる」のです。
それで食えるか食えないのかなんてことは、皆様若いので後で心配すればいいことです。だいたい「したいこと」をしていれば人生間違いありません(もう言い切るw)。それで先行き食えなくても、誰を恨むということもないのです。逆に「したくない」けれど、これなら食えると思って職業を選んだにもかかわらず、ヤバい食えない…、というときには、文句の持って行き場がありません。

 

 

だからまず、好き・嫌いのレベルで、専攻する分野や、就く仕事を決めること。
でも一方で、頭の片隅で、食える仕事と食えない仕事についての知識は持っていて欲しいです。
今は食える仕事だと思われているけれど、今若い人が私の年齢になる頃にはAIに取って代わられて、食えなくなる仕事があります。そして、これは特に女子に向けて言いたいのですが、妊娠・出産しても続けられる仕事ですか?もしくは復帰したらまた食える技術ですか?これは少し気にした方がいいです。まだまだ、日本はそんなレベルなのです・・・、ごめんなさい。もう少し、まともな状態で繋ぎたかったけれど、うまくいっていません。

 

最後は祈るだけ

ここまで色々と書いてきましたが、楽しんだもの勝ちですから、やりたいことをやりましょう。飲食業界にとっては大変な時代になりましたが、最後は自分を信じて、選ばれるのではなく、選ぶことです。選ぶためには?どんな能力を、技術を、身につけなければいけないかを考えましょう。それは、誰も教えてくれません。というか、誰にも分からないのです。
ですから、私のようにイキった大人のアドバイスを真に受けず、自分で考えることが大切です。やりたい事しかやってない大人として、大変ですが、基本楽しいですよ、ということはお伝えします。
では、無力ながら、皆様の健闘を祈ります‼

って、祈るだけしかできなくてすみません。。