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私見テイスティングコメント考

2021年1月17日 at 12:59

 

テイスティングコメントを書くときは、テイスティングするという意気込みのようなものを捨てなくてはならない。
肩の力を抜いて、それがいとも自然にペンが走ったように、ある意味無責任と思えるくらいまで距離を置きながら客観的にその香味が喉肌に寄り添うまでを見守らなければならない。

意図的に手を出し過ぎないようにしなければならない。
時には荒削りで未完成であることを許容し、誇張せず、あくまでも出来上がっている「粗」の感じを守らなければならない。

しかしそれは簡単なことではない。
酒によってはテイスターの卓越したスキルと経験がないと全て通り一辺倒の味わいと判断されたり、一時の賑やかしだと思われてしまう場合もある。

さらっと読み飛ばせるようなコメントが、実は、幾日も幾日も思考を重ね、膨大な時間とエナジーをかけて文章を紡いできたテイスターの経験の結果であることは少なくない。

小難しくなく、嘘がなく、「飲んでみようかな」に繋げられることを、切に願って。早朝からはじめて、もう昼だが、今から温度別のコメントを書こうとしている。もしかすると、少し酔っているのかもしれない。(アカンやんw)

   


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