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伊勢志摩で美酒美食の旅 ~「酒 × だし」のマリアージュ~・レポート

2016年4月3日 at 17:22

こだわりの物語を知る・美酒美食の旅

今回、美酒美食の旅でご案内させていただくのは、酒屋八兵衛を醸す元坂酒造様と、鉾杉(ほこすぎ)を醸す河武醸造様、鰹節をつくるかつおの天白、こと有限会社まるてん様です。

この三か所には共通点があります。つくり手が、その人生をかけて「味の源流」を辿ろうとしていること。ご自身の中にしっかりとしたビジョンをもち、時代の流行に流されず(あるいは逆らってでも)、原料や製法にこだわり、目指す味に着地しているつくり手ばかりです。お会いした方々は、美味しいを生み出す、自分の味を信じる力みたいなものを感じていただけたことでしょう。サミット開催に湧く伊勢志摩で、その力の源であるこだわりの物語を、ご一緒に体感いただけたことを嬉しく思います。

◆河武醸造様
偶然にも上槽時にお伺いでき、その現場を拝見することができたので参加者の皆様とても喜ばれていました。三重大学と連携してつくりあげ、2011年に新品種として認定された酒米『弓形穂』(ゆみなりほ)に注目して試飲させていただきました。フルーティーでスッキリしながら円やかさが表現されていて、今後要注目だと思いました。

河武醸造での上槽の様子。

河武醸造さんの上槽の様子に皆様大興奮!

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酒米『弓形穂』(ゆみなりほ)で醸した酒

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代表取締役社長 河合英彦氏

河武醸造見学風景・日本酒講座

味噌や醤油も造られています。見学後、販売所に皆様殺到。

◆元坂酒造様
上槽前、上槽後の利き比べや、タンクも拝見で皆様から歓喜の声があがっていました。
蔵元自ら復活させた酒米『伊勢錦』(いさにしき)や、山廃五百万石の燗酒等々も試飲させていただきました。山田錦の元親と云われる伊勢錦の燗酒は芳醇な香りで、透明感のあるきれいな口当たり。古代伊勢のロマンを感じずにはいられませんでした。

元坂酒造見学・大人の日本酒講座

代表取締役社長 元坂 新氏

元坂酒造見学風景

タンク内の光景に目を輝かせる女性

元坂酒造見学風景

発酵過程について詳細にご説明下さった元坂氏

元坂酒造・利き酒

天気が良く外での利き酒は最高でした!

◆かつおの天白(有限会社まるてん様)
今や世界的シェフ、料理家から絶大な支持を受けている天白さんの鰹節をつくる燻小屋を、この日のために開けていただきました。断崖絶壁に建つ小屋には天然菌が住み着いており、かつおの天白では今でもそうした天然菌によるカビつけをし、現在は数件しか残っていない「手火山式(てびやましき)」という直火で燻す手法で鰹節をつくっていらっしゃいます。その燻場、カビつけ部屋まで公開いただき、参加者の皆様も驚きとともに神妙に聞き入っていらっしゃいました。今でも伊勢神宮「神嘗祭」へのご奉納をものづくりの基本として日本の味、鰹節の良さを伝承しているつくり手の心意気を感じました。

かつおの天白・燻小屋・日本酒ツアー

目の前は海。ほろ酔いでフラフラしないようにしましょう・・・

かつおの天白・日本酒講座ツアー

入口看板

かつおの天白・燻小屋見学・日本酒講座

代表取締役社長 天白 幸明氏。真摯なつくり手の思いが伝わります。

◆酒×だしのマリアージュ
素材の旨味を引き出し、風味を際立たせるだし。日本酒と和食を合わせる時、だしについての知識は必要不可欠です。だしの知識を深めることで、多様な酒類の中でも、日本酒でしか成立し得ない、とても繊細なマッチングを、より体感できるようになります。今回は日本酒、だし、どちらもしっかりと学習したので、天白さんの燻小屋で贅沢な相性訴求がより、楽しめたのではないかと思います。

奥志摩・酒屋・べんのやの日本酒で浜焼き

燻小屋で浜焼きの昼食。日本酒は奥志摩の酒屋「べんのや」さんセレクト。

牡蠣

12919322_629529640528291_1388191216_oあっ!
伊勢海老汁の写真を撮り忘れました・・・。

◆Special Thanks
皆様、ありがとうとざいました!!
河武醸造様
元坂酒造様
かつおの天白(有限会社まるてん)様
NHK文化センター名古屋教室 ツアー担当 荒木様
奥志摩の酒商人べんのや 竹内様
日新観光サービス様
名鉄バス運転手 佐藤様(←運転技術ウルトラC!)