Blog

だし×日本酒 @ 大丸梅田店様 レポート

2016年7月5日 at 13:50

ちょっと前ですが、大丸梅田店様にて「だし × 日本酒」をテーマに講演させていただきました。

醸造酒とは?にはじまり、試飲、お出汁と日本酒のマッチングまで。
大丸梅田店様で毎年開催されている「風水土のしつらい展」にて、天白さんの鰹節(だし)と、ナチュラルハーモニーさんの天然菌を使った日本酒のPRも。

だしと日本酒のマッチングについて講演する田中順子@大丸梅田店

だしと日本酒のマッチングについて講演する田中順子@大丸梅田店

もうしつこい!くどい!!と言われながら、料理教室や日本酒講座ではいつも言っていることですが、【お出汁を味わうマッチング】という点に関しては、ワインなどの他の醸造酒と比べて、日本酒に大変優位性があります。

ポイントは旨味と酸。
日本酒に多く含まれる旨味成分であるアミノ酸は、組み合わせることで相乗効果を発揮します。昆布(グルタミン酸)×鰹節(イノシン酸)の「合わせ一番だし」がまさにこの仕組みです。
ですからお出汁と日本酒は、その綺麗な旨味をいかしつつ、お互いに高めあう素晴らしい組合せなのです。

もう一つは酸と香り。この二つが強いお酒に合わせると、お出汁の風味を感じにくくなります。
もちろん、ゆず、かぼす、レモンなどの香味を使うことで、酸や香りが高めのお酒(主にワインですが、最近は酸の高い日本酒も多く、一概には言えません。)に寄せていくことはできますが、お出汁の繊細な味わいをいかせるか?というと難しいのです。

ただ・・・
これもいつも言っていることなのですが、マッチングについては、言葉で説明するだけでは不十分です。
そのマッチング効果を「ご体験」いただいてこそ、だと思っています。
特に、多様な酒類の中でも、日本酒でしか成立し得ない「旨味」で繋がるとても繊細なマッチングは、是非多くの方に知っていただきたいです。
という訳で、こうした活動は今後もライフワークとして続けていくつもりです。

「だしを使ったお料理と日本酒って、いいわぁ♡」と、この出会いがご家庭につながって、【食卓に、もっと日本酒を。】にむけた、小さな一歩になりますように。

ご来場くださった皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました!!
(お写真は当日味噌を販売されていた株式会社辻岡醸造の倉田氏が撮ってくださいました。)